ICLにもハロー・グレア現象はあるの??
眼内にコラマーレンズを挿入して視力矯正する ICL手術。
個人的に、手術前に気になっていたのが、
ハロー・グレア現象
という副作用。
ぼくが手術を受けたクリニックのパフレットでも、ICLの副作用として記述されていました。

神戸神奈川アイクリニックのパフレット「ICLのご案内」より
ハロー・グレア現象とは??
ハロー・グレア現象とは、
- ハロー
- グレア
という2つの現象を意味しています。

まず「ハロー」。
これはHelloではなくHalo(円形状の光のこと)で、
光の周辺に「輪っか」が見える現象のこと
です。

そして、グレアとはGlare(ギラギラする光)のことで、
強い光を眩しく感じる現象
をいうのですね。

ICLだけでなく、レーシックの副作用として知られていて、手術を受ける前に、
もしかしたらハロー・グレア現象が出てしまうかもしれません
と説明を受けた方もいるのではないでしょうか。
そのため、ICL手術を検討中の方は
ハロー・グレア現象ってぶっちゃけどんな感じなの?
が気になるでしょう。
そこで今日は、ICL 手術を経験したぼくが、ハロー・グレア現象のリアルな体験談を書いておきますね。
ハロー現象とは?
まずはハロー・グレア現象の「ハロー」からですね。
こちらは先ほど申しましたように、
光の周辺に「輪っか」が見える現象です。
最初にハロー現象を感じたのは手術から2日後の夜でした。
手術後は安静にしなければならず、家に引きこもるドラキュラのような生活をしていました。
が、さすがの僕も痺れを切らして、久しぶりに夜に外出してみたのです。
すると、
自宅前の街灯から「輪っか状の光」がキュンキュンと飛び出している
という現象が起きていました。
図にするとこんな感じですね↓

いやああ、ハロー現象は初めてだったのでびっくりしましたよ。
ライトから「光の波」が出ているようで「美しい」とも言えます。
「初めてハロー現象を目にした日の日記」を振り返ってみると、次のように書いていました↓
ICL手術後のハロー・グレア現象について書いておきます。
手術から三日目の夜にふと外に出てみたところ、ハロー・グレア現象が発生していました。
夜、周囲が暗い中で街の街灯を見上げると、光の輪っかが複数きらめいている感じがしました。
決して不快ではなく、むしろその光の筋が綺麗な感じがしました。
いくつか輪っかの筋があらかじめ用意されていて、そこに夜間の光が当たると、当たった光の筋が光るという感じです。
小さい円もあれば大きな円もあり、それらが光に照らされてきらめいているようでした。
繰り返しになりますが今のところ不快ではないです。
これが消えるのかどうかわからないのでちょっと心配ではあります。
ハロー現象は8ヶ月手術からたった今も残っています。
特に
暗い中で光を見ると「光の輪っか」が出ているのです。
初期段階ほど激しくありませんが、若干「キュンキュン出ているような感じ」です。
たまに生活をしていると
「あっ、ハローだ」
と認識することはありますが、手術から日数がたつにつれて気にならなくなりましたね。
グレア現象とは?
グレア現象とは、
強い光を眩しいと感じる現象
でしたね?
手術後の初期段階ではあまり感じることがなかったのですが、手術から3ヶ月経ってから気になるようになりました。
症状としては、
暗い中で強い光を見ると眩しい、というか、
ちょっとイラっとします。

例えば、自動車が夜間につけるライトを目にすると、 非常にまぶしいです。
あまりにも眩しすぎて、ライトを向けられると苛立ちを感じることもしばしば。
夜間は強い光を目に入れないように、なるべく見ないように、ライトから顔を背けて生活しています。
ただ、イラッと感じるのは、
強いライトのみ。
バックライトは眩しくないので、車の運転に支障はありません。
あと、暗い中で光を見るケースで考えられるのが、
- 映画
- ダーツ
などですね。
手術前には心配でしたが、これらのエンターテイメントは全く問題なくできています。
本当に強いライトだけですね、今の所。
あとは、強い陽射しも眩しく感じます。これも一種のグレア現象なのでしょう。
そのため、僕は日が強すぎる時は、
サングラスをかけて街を歩いています。
日本でサングラスをかけると「怪しい人」になってしまいますが、もし職務質問されたら
目の手術を受けたんです
というと決めています(今の所NO 職務質問)。
まとめ:ハロー・グレア現象は残るけど問題ないよ(今のところ)
という感じで、僕の場合、 ICL 手術後のハロー・グレア現象はしっかり起きています。
手術から8ヶ月後の今もこの現象は残ったまま生活していますね。
ハロー・グレア現象はないに越したことはないのですが、それよりも、
ICL手術によって得たメリットの方が大きいので、そんなに困ってはないですね。
常時コンタクトレンズを着用で、1.5〜2.0の視力で24時間生活できているのはすごくありがたいです。
ハロー・グレア現象は個人によるところがあるので、あくまでも「一実験体の参考値」として捉えてもらえると嬉しいです。
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