3分でわかる!ICL手術とは何なのか?〜フェイキックIOLとの違いもすっきり〜




 

『ICL体験記』ではICL手術の体験談を書きました。

それじゃあ、

そもそもICLとは何なのか?

という「そもそも」を整理しましょう。

僕は眼科医ではないので『正しく理解して選ぶ 視力矯正治療』という眼科医による書籍を参考にしました。

 

フェイキックIOLとは何か??

ICLを語るためにはまず「フェイキックIOL」を知らねばなりません。

フェイキックIOLとは英語で

Pseudophakic Intraocular Lens

のこと。

「pseudophakic」は水晶体を残したままの、「Intraocular Lens」は眼内レンズという意味。つまり、

水晶体を残したまま挿入する眼内レンズ

です。

水晶体を傷つけず眼中に挿入するレンズを「フェイキックIOL」と呼んでいるのですね。

別名「有水晶体眼内レンズ」とも呼ばれています。

 

フェイキックIOLの種類

そして、フェイキックIOLには2種類あります。

  • 前房型レンズ
  • 後房型レンズ

これらは「レンズを入れる位置」によって違います。

「前房型」は角膜と虹彩の間にレンズを入れます。

一方「後房型」は水晶体と虹彩の間にレンズを入れます。

ちょっと前まで前房型が主流でした。

ただ、長期的にみると、角膜内皮細胞に影響が出ると発覚したのです。

近年では後方型フェイキックIOLが主流になっています。

角膜から離れた「水晶体と虹彩の間」にレンズを入れるので、角膜内皮細胞が影響を受けにくいのです。

「後方型フェイキックIOL」の1種が「ICL」なのですね。

 

ICLとは??

ICLとは、

Implantable Collamer Lens

の略で、日本語訳すると

移植可能なコラマー素材のレンズ

です。

 

コラマー素材とは「コラーゲン」と「HEMA(アクリル素材)」からできる柔らかい素材。

「小さくたためる」のがメリットで、レンズ挿入のための切開傷が小さくて済むのです。

ICLは、2010年に厚生労働省の認可がおりて、日本でも手術できるようになりました。

 

ということで、ICLは後房型フェイキックの一種なので、

「水晶体」と「虹彩」の間にレンズを入れます。

 

つまり、フェイキックIOLは、目の瞳(虹彩)の後ろにレンズが入るんですね。

普通のコンタクトレンズは角膜の上につけますので、それよりも後方にレンズが入るのです。

 

 

フェイキックIOLとはICLの違い

こうやって整理すると「フェイキックIOL」と「ICL」の違いが明らかになってきました。

その違いはずばり「対象の広さ」です。

 

ICLはフェイキックIOLである

といえますが、すべてのフェイキックIOLはICLではありません。

フェイキックIOLの中には、ICLのような後房型だけでなく、前房型もありますからね。

 

つまりこうとも言えます。

ICLはフェイキックIOLですが、フェイキックIOLはICLではないのです。

 

これは犬に例えると分かりやすいです。

チワワは犬だけど、犬はチワワではないことと同じです。

なんせ、犬にはチワワ以外の犬種も存在していますから。

ダックスフンドやゴールデンレトリバー、ハスキーだって犬に相当しますよね。

 

ぜひ手術の検討前に

  • フェイキックIOL
  • ICL

の違いをおさえましょう。

 

 

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